Autodesk® AutoCAD® 2019.1 Update をダウンロードしていただき、ありがとうございます。
この Readme には、Update で導入される新機能および修正される内容に加え、インストールに関する重要な情報が記載されています。
重要: この AutoCAD 2019.1 Update には、これまでにリリースされた AutoCAD 2019 のすべての更新プログラムが含まれています。
AutoCAD の更新プログラムは、スタンド アロン アプリケーションとしてインストールした専用ツールセット、および Autodesk Civil 3D および Autodesk Advance Steel としてインストールした専用ツールセットを含む AutoCAD に適用できます。次のツールセット、製品、およびサービスには、それぞれに適用可能な更新プログラムに加えて、AutoCAD の更新プログラムをインストールすることができます。
AutoCAD 製品とサービス:
この修正プログラムを適用すると、[バージョン情報]ボックスの製品バージョンに P.103.0.0 AutoCAD 2019.1 と表示されるようになります。業種別製品のいずれかを使用している場合は、ビルド バージョンとしてP.103.0.0 AutoCAD 2019.1 と表示されるようになります。
次の表に、この Update で提供される新機能と機能強化を示します。
機能
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カテゴリ
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説明
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図面比較 | 機能強化 | 図面比較が機能強化され、壁オブジェクトなどの AutoCAD Architecture 専用ツールセットを使用して作成したオブジェクトがサポートされるようになりました。
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アイコンの更新 | 機能強化 | リボンおよびクイック アクセス ツールバーの新しいアイコンおよび残りのアイコンが、新しいスタイルに更新されました。コマンド ウィンドウで明るい色調および暗い色調がサポートされるようになりました。
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[カスタマー エラー報告]ユーティリティによって寄せられた情報を詳細に分析した結果、次の各種問題を特定し、解決することができました。
一般
- 設定を既定にリセットした後に部分 CUIX ファイルをロードしても、スタートアップがクラッシュすることはなくなりました。
表示
- 雲マークを編集したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
- ATTDIA = 0 の場合に外部参照およびブロックをインプレイス編集したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
編集
- 特定の図面で INTERFERE[干渉]コマンドを使用したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
- ハードウェア アクセラレーションがオフの場合にイメージを含む特定の図面でズームしたときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
読み込みと書き出し
- レイアウトをモデル空間に書き出したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
一般
- 特定の図面で右クリックして[クリップボードにコピー]を選択、または[Ctrl]+[C]を使用したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
- 特定の図面で HATCH[ハッチング]コマンドを使用したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
- 特定の図面でリボンの[挿入]ボタンをクリックしたときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
- 既定のポインティング デバイスを他のオプションに変更したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
- UNDO[元に戻す]がオフになっている間にオブジェクトの画層を変更したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
次の問題が新たに修正されました。
表示
- ブロックを挿入したときに、ブロック定義内の表示順序が保持されるようになりました。
編集
- ダイナミック入力がオンの状態でグリップ編集を行っているときに[Tab]キーを押すと、全体の長さ、角度、延長長さが順に切り替わるようになりました。
全般
- 64 ビット バージョンのクイック アクセス ツールバーの[Web およびモバイルから開く]ボタンと[Web およびモバイルに保存]ボタンを、非表示または削除できるようになりました。
- スタック分数の分数記号を、水平線と斜線間で変更できるようになりました。
- ツール パレットのパスは、[オプション]ダイアログ ボックスを終了してもリセットされることなく、既定値から変更できるようになりました。
表示
- 特定の線種が使用されたバインド状態の外部参照ブロックは、3D 表示スタイルで正常に表示されるようになりました。
- ペーパー空間のオブジェクトを変更した場合、表示順序が正しく維持されるようになりました。
- ブロック内のハッチングの色は、ペーパー空間で正しく表示されるようになりました。
文字
- マルチ テキスト オブジェクトは、すべての図面で正常に表示されるようになりました。
- 異尺度対応ブロックの複数行の属性を更新した場合、ブロックを移動または修正した後も正常に機能するようになりました。
- 下付き文字および上付き文字を含むリッチ テキストから文字をマルチ テキストに読み込んだ場合、正常に表示されるようになりました。
ユーザ インタフェース
- カスタマイズしたツールバーのアイコンは、再起動後に正しく表示されるようになりました。
一般
- SHAREVIEW[ビューを共有]コマンドは、ネットワーク ユーザ名にスペースが含まれていても、正常に完了できるようになりました。
- XOPEN[外部参照を開く]コマンドで外部参照を開いた場合、ファイル名の大文字/小文字が正しく保持されるようになりました。
Windows 7 / Windows 8.1 / Windows 10
これらの問題を特定して弊社に報告していただいたすべてのお客様に感謝いたします。ご報告いただいた内容は、今後の製品改善の参考とさせていただきます。
ありがとうございました。
Autodesk AutoCAD 製品チーム
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