Autodesk AutoCAD LT 2019.1.3 Update Readme

Autodesk® AutoCAD LT® 2019.1.3 Update をダウンロードしていただき、ありがとうございます。

この Readme には、Update で導入される新機能および修正される内容に加え、インストールに関する重要な情報が記載されています。

重要: この AutoCAD LT 2019.1.3 Update には、これまでにリリースされた AutoCAD LT 2019 のすべての更新プログラムが含まれています。

目次

更新プログラムの適用対象

この更新プログラムを適用すると、[バージョン情報]ボックスの製品バージョンに P.172.0.0 AutoCAD LT 2019.1.3 と表示されます。

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新機能および機能強化の概要(2019.1 Update セクション)

次の表に、この Update で提供される新機能と機能強化を示します。

機能
カテゴリ
説明
図面比較 機能強化 図面比較が機能強化され、壁オブジェクトなどの AutoCAD Architecture 業種別ツールセットを使用して作成したオブジェクトがサポートされるようになりました。

 

アイコンの更新 機能強化 リボンとクイック アクセス ツールバー上の新しいアイコンおよびその他のアイコンが、新しいアイコン スタイルに更新されました。コマンド ウィンドウで明るい色調および暗い色調がサポートされるようになりました。

 

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[カスタマー エラー報告]ユーティリティで報告された問題

[カスタマー エラー報告]ユーティリティによって寄せられた情報を詳細に分析した結果、次の各種問題を特定し、解決することができました。

 

全般

  • 設定を既定にリセットした後に部分 CUIX ファイルをロードしても、スタートアップがクラッシュすることはなくなりました。

表示

  • 雲マークを編集したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
  • ATTDIA = 0 の場合に外部参照およびブロックをインプレイス編集したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。

編集

  • ハードウェア アクセラレーションがオフの場合にイメージを含む特定の図面でズームしたときの偶発的なクラッシュはなくなりました。

読み込みと書き出し

  • レイアウトをモデル空間に書き出したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。

全般

  • 特定の図面で右クリックして[クリップボードにコピー]を選択、または[Ctrl]+[C]を使用したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
  • 特定の図面で HATCH[ハッチング]コマンドを使用したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
  • 特定の図面でリボンの[挿入]ボタンをクリックしたときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
  • 既定のポインティング デバイスを他のオプションに変更したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
  • UNDO[元に戻す]がオフになっている間にオブジェクトの画層を変更したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。

表示

  • 特定の状況でのコンピュータの GPU に起因する偶発的なクラッシュはなくなりました。

読み込みと書き出し

  • 特定のタイプのオブジェクトを含む DGN ファイルを読み込んだときの偶発的なクラッシュはなくなりました。
  • FILEDIA の値が 0 (ゼロ)に設定されている場合に画層状態を読み込んだときの偶発的なクラッシュはなくなりました。

全般

  • 複数の図面を開いているときに画面移動したときの偶発的なクラッシュはなくなりました。

全般

  • WBLOCK[ブロック書き出し]コマンドを使用して、指定した図面ファイルに保存するオブジェクトを選択すると、クラッシュすることがある。
  • [マルチシート DWF をパブリッシュ]ダイアログ ボックスを使用して DWG を PDF に出力すると、クラッシュすることがある。
  • 一部の図面で文字を印刷すると、クラッシュすることがある。
  • 共存インストール環境で[ファイルを選択]ダイアログ ボックスを使用して図面を開くと、クラッシュすることがある。

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全般的な更新内容

次の問題が新たに修正されました。

 

表示

  • ブロックを挿入したときに、ブロック定義内の表示順序が保持されるようになりました。

編集

  • ダイナミック入力がオンの状態でグリップ編集を行っているときに[Tab]キーを押すと、全体の長さ、角度、延長長さが順に切り替わるようになりました。

全般

  • 64 ビット バージョンのクイック アクセス ツールバーの[Web およびモバイルから開く]ボタンと[Web およびモバイルに保存]ボタンを、非表示または削除できるようになりました。
  • スタック分数の分数記号を、水平線と斜線間で変更できるようになりました。
  • ツール パレットのパスは、[オプション]ダイアログ ボックスを終了してもリセットされることなく、既定値から変更できるようになりました。

表示

  • ペーパー空間のオブジェクトを変更した場合、表示順序が正しく維持されるようになりました。
  • ブロック内のハッチングの色は、ペーパー空間で正しく表示されるようになりました。

文字

  • マルチ テキスト オブジェクトは、すべての図面で正常に表示されるようになりました。
  • 異尺度対応ブロックのマルチ テキスト属性を更新した場合、ブロックを移動または修正した後も正常に機能するようになりました。
  • 下付き文字および上付き文字を含むリッチ テキストから文字をマルチ テキストに読み込んだ場合、正常に表示されるようになりました。

ユーザ インタフェース

  • カスタマイズしたツールバーのアイコンは、再起動後に正しく表示されるようになりました。

全般

  • SHAREVIEW[ビューを共有]コマンドは、ネットワーク ユーザ名にスペースが含まれていても、正常に完了できるようになりました。
  • XOPEN[外部参照を開く]コマンドで外部参照を開いた場合、ファイル名の大文字/小文字が正しく保持されるようになりました。

表示

  • 透過性が 0 以外のラスター イメージが、ポリゴン状ビューポートまたはクリップされたビューポートで正しく表示されるようになりました。
  • REGEN[再作図]および REGENALL[全再作図]コマンドを実行したとき、すべての図面で線種が正しく表示されるようになりました。
  • 図面テンプレート(DWT)ファイルにブロックを挿入したとき、表示順序が正しく再現されるようになりました。

寸法記入

  • モデル空間で DIMORDINATE[座標寸法記入]コマンドを実行したとき、カーソルを新しい位置に移動すると、正しい座標が表示されるようになりました。

パフォーマンス

  • 透過性のハッチングを含む図面を画面移動またはズームしたときのパフォーマンスが向上しました。
  • 特定の図面で[マルチ引出線スタイル管理]を使用したときのパフォーマンスが向上しました。

外部参照

  • 外部参照のプロパティが、[外部参照]パレットの[詳細]パネルに正しく表示されるようになりました。

全般

  • 図面ファイルを、パーセント記号(%)などの特殊文字を含むフォルダ パスに保存できるようになりました。
  • 線分およびポリライン オブジェクトは、特定のコマンドを実行した後も正しい線の太さが保持されるようになりました。
  • 文字を小文字に変換せずに、外部参照ファイル名パスを保存できるようになりました。
  • FILLET[フィレット]コマンドは、スプラインを含む特殊な状況でも正常に動作するようになりました。

表示

  • ダイナミック ブロック内の円弧および円が、大きい座標で正しく表示されるようになりました。
  • 画層の選択表示解除の操作が、より高速になりました。

外部参照

  • 外部参照パレットで、矢印キー使用して外部参照を選択するときに、外部参照ハイライト表示機能が動作するようになりました。

全般

  • オブジェクトの選択が、マウスがまだ動いているときに完了します。

表示

  • ネストしたブロックの色を正しい画層の 1 つに設定できるようになりました。
  • 高度または回転がゼロ以外の TTF フォントを正しく表示できるようになりました。

印刷

  • [印刷]ダイアログ ボックスで、AFP ドライバがインストールされている状態のときに AFP プリンタを使用した場合、カスタム用紙サイズへの変更が認識されるようになりました。
  • 図面で日本語の文字スタイルを使用した場合、出力した PDF ファイルに正しい文字が表示されるようになりました。
  • 印刷スタイルを CTB ファイルに設定した場合、一部の線種が PDF に正しく出力されるようになりました。
  • 一部のユーザ定義文字が正常に印刷およびプレビューできるようになりました。
  • 複数のコピーのバックグラウンド印刷が正しく機能するようになりました。

全般

  • ビューポートがロックされていても、座標寸法(DIMORDINATE[座標寸法記入]コマンド)が正しく動作するようになりました。
  • 韓国語入力モードと英語入力モードを切り替えた場合、コマンド ラインへの英語入力が正しく機能するようになりました。
  • 透明度が非常に高いハッチングを含む一部の図面を印刷した場合でも、AutoCAD LT がスムーズに動作するようになりました。
  • コピーして貼り付けたオブジェクトに、基点と端点が正しく表示されるようになりました。
  • [スタート]タブと図面ファイルタブを切り替えた場合、[画層プロパティ管理]の画層情報が正しく保持されるようになりました。
  • システム変数 SDI が 1 に設定されている場合、ファイル エクスプローラで DWG ファイルをダブルクリックすると、AutoCAD LT で図面が開くようになりました。

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この更新プログラムをアンインストールする

Windows 7 / Windows 8.1 / Windows 10

  1. [スタート]をクリックし、[コントロールパネル]を選択します。
  2. [プログラム]をクリックします。
  3. [プログラムと機能]をクリックします。
  4. [プログラムと機能]ウィンドウの左ペインで、[インストールされた更新プログラムを表示]をクリックします。
  5. プログラムの一覧で、アンインストールする更新プログラムを探します。[アンインストール]をクリックします。

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最後に

問題を特定して弊社にご報告いただいたすべてのお客様に感謝いたします。ご報告いただいた内容は、また、本リリースに関する皆様の日頃の多大なご協力、フィードバックに感謝いたします。

ありがとうございました。

Autodesk AutoCAD LT 製品チーム

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